芸術の秋ということで、上野の岡本太郎展に行ってきた。
『芸術は爆発だ』で有名なキャッチコピー通り、ぶっ飛んだ世界観が凄かった。
彼自身、パリに置いた作品は焼失し、おまけに30歳で中国へ出兵している。
この頃から自分の運命に挑むようになったのだろう。
この赤い動物みたいな顔からはとてつもないエネルギーを感じる。
周りの混沌とした色がミステリアスな雰囲気だ。
珍しく微笑んでいるような作品があった。
でもこれは、表面では微笑んでいるけど内側から本物の自分が顔を二つに引き裂いて出てこようとしてる様子らしい。
これも衝撃だった。
展覧会の後、歩いて銀座の数寄屋橋公園にある作品を見に行ってきた。
『若い太陽』というらしい。
ひっそりと佇み、体中からトゲみたいなのが出ている。
ライトアップが綺麗だ。