マイケルのブログ

大手上場企業で働く人間の考え事

監督の采配

ロッコがベスト4進出を決めた。

アフリカ勢で初らしい。

 

自分もポルトガルVSモロッコを中継で観ていたが、モロッコの方が勢いがあったし、監督も後半に入ってから交代カードをどんどん切り、チャンスも多く作っていた。

一方ポルトガルは、後半に入ってからやっとロナウドを投入してチャンスが増えた印象だった。

ロナウドが鼓舞してチームが動くみたいな感じで、ジョアンフェリックスのプレーは終始沈黙してた。

ロナウドとペペと、ベルナルドは勝ちたい気持ちがプレーを通して伝わってきたけど、ブルーノフェルナンデスや、フェリックスからは気持ちが伝わってこなかった。

ロナウドがいるとやりにくいのだろうか。

代表でもマンUでも冷遇されているロナウドが不憫でならない。

 

 

ブラジルVSクロアチアの試合は、ブラジルの中盤が沈黙。

クロアチアからボールを奪ってもすぐ奪われ、ボールを回されていた。

ボールが真ん中で繋がらないから、ディフェンスから前線へロングボールを放り込むパワープレーになっている印象だった。

結果クロアチアにボールを持たれ、自陣深くまで攻め込まれることが多かった。

 

 

アルゼンチンのメッシなんかもそうだが、所属しているクラブチームではめっちゃ活躍している選手でも、代表戦になると噛み合わない選手もいる。

監督の采配次第だが、逆に言えば代表戦では、監督が誰を起用するのかに全てかかっている。

そりゃあもちろん日本よりもブラジル、ドイツといった強豪国の方がビッグクラブでプレーする選手を多く抱えてるし、個の能力は高いと思うけども、結局サッカーこそチームスポーツだから誰をどこで使うのかでチームの強さは変わってくるのだろう。

スター揃いの強豪国が相次いで敗れているのを見ると、そんな気がしてならない。

 

会社とかでも同じだ。

あの人はこの業務向いてないけど、逆にこの業務になると生き生きと仕事するみたいな。

顧客との対面折衝は得意だけど、数字を使ったこまごまとした業務は苦手とか。

その逆もあるだろうし。

あの人とあの人は一緒に働いても噛み合わないとか、喧嘩ばかりして仕事が進まないとか、そういうのって我々の実生活でもある。

 

結局、采配次第ということか。

 

 

そう思うと日本を率いた森安監督はやっぱり凄かった。