マイケルのブログ

大手上場企業で働く人間の考え事

美しい人

埼玉県は所沢市にある角川美術館に行ってきた。

外観が組み木のような感じで圧巻なのだが、今回はゴッホ展を観に行った。

 

ゴッホは生前に作品が評価されることなく亡くなった変わり者の天才だ。

その苦悩の人生がなんとなく、美しい絵を通して分かった気がする。

 

 

ところでだ、

美術館の中で美しい絵を観て感度を高めている時に、

『カシャッ!』

iPhoneのシャッター音を平気で鳴らさないで欲しい。

一度ならいいが、何回も何回も。

あの音量で驚くし、なにより美しくない。

美しくない行為だと思う。

 

 

その後に寄ったカフェでは、お客さんより店員さんの方が賑やかにしていた。

 

いや、いいんだ。

それでいいんだ。

それが普通で、人がいなけりゃバイトは喋るものなんだ。

自分の常識がズレてるだけなんだ。

アインシュタインも言ってた、常識とは18歳までに身についた偏見のコレクションであると。

ただの自分の偏見なんだ。

 

社会人になると、思わぬ所で自分の持つ偏見に足を引っ張られる。

イチイチ考え過ぎてしまうんだ。

 

でもそれでいいんだ。

人と感覚が違ってたって構わない。

 

 

試しに、偉いという漢字について考える。

文字通り、にんべん(イ)に、違う、と書いて、偉い、と読む。

人と違うことをする人、違う感覚がある人が偉くなる。

 

そう自分に言い聞かせるのだ。