好きなこと、得意なこと
昨今、巷では好きを仕事にってよく言われるようになった。
これが世の中の多くの人の仕事選びを混乱させる原因で、最近だとユーチューバーとかが言っているイメージがある。
その一方で、仕事は得意なことをするのがいいと言う論者もいるが、自分はそのどちらも似通っているものだと考える。
なぜなら、好きなことは往々にして得意であることが多いからだ。
例えば、サッカーがめっちゃ得意な人が周りから認められていく中で、気づいたら好きになってなっているパターンはあるだろう。
でもサッカーめちゃくちゃ下手な人がサッカー好きですって言うことってあんまりないんじゃないか。
サッカー下手な人は周りから認められずに、だんだんとサッカーするのが嫌になっていくと思う。
得意だし周りよりもできると自覚しているからこそ好きになるんじゃないか。
他にも、勉強好きな子が勉強得意なのは周知の事実だ。
やっぱりこれも、勉強が全然できないけど、勉強好きですって言う子はいない。
周りよりも得意だと思っているからこそ好きになるんじゃないか。
得意だから好きになる。
得意=好き。
全てに同じことが言えそうだ。
もしも、この説が正しいのなら好きなことと得意なことは同じであり、好きから仕事を探そうとするよりも得意から仕事を探したほうが圧倒的に探しやすいし、幸せになれる。
やりたいほど好きな仕事がないのなら、まずは得意なことを探すところからスタートだ。
やがて好きに変わっていくから。